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セレクト家具と一枚板テーブルの専門店「大丸木工所」を経営。大谷さんはいすみ市の仲間を巻き込んでイベントを主催することもある。
セレクト家具と一枚板テーブルの専門店「大丸木工所」を経営しています。「心地よい」をテーマに、こんな家具があったら良いなというお客様のご要望にお応えし、お客様に良い家具だけでなく、丈夫で⻑持ちし家族の物語が刻めるような家具を販売することに心がけています。また実際に全国各地へ足を運び、自分の目で確かめセレクトしての販売と他にはない商品として世界に1つだけの一枚板テーブルをお客様の手元に届けたいと思っています。
立派な看板が目印
100年以上続く家業を継いだことがきっかけです。代々続く仕事ですが、今のお客様のニーズにこたえられるよう仕事の仕方を変えるよう努力しています。はじめは苦労したこともありましたが、地元でずっと続けていくんだという強い気持ちを持って今まで続けてきました。今では、父の代に買ってもらった商品の修理なども行っています。
友達の依頼を受けて作ったグッズを紹介している
一番はお客様の立場となって考えることを心がけています。家具を納品した際に「こんな家具が欲しかった、本当にありがとう」という言葉をお客様からいただくことがとても嬉しいです。また家具は木材によって雰囲気が変わりますし、デザインによっても全く違います。お客様それぞれのご希望に合った家具を届け、その方の思い出とともに使っていただけたらと思っています。これからも一人ひとりに合ったものを販売していきたいと思います。
大谷さん自ら、展示品を紹介してくれた
今後も日々を楽しみながら仕事をしていくというのを続けていきたいと考えています。これまでも家具に限らずお客様のニーズに合ったグッズの製作や、仕事以外でも地元の地域資源を活かした商品開発も行ってきましたが、その気持ちは今後も大切にしていきます。また飛行機や写真が好きなので息子を連れて旅行したり写真を撮ったりと趣味も大切にしていきます。仕事も趣味も楽しんでいきます。
いすみの人の良いところは人を肩書きで見ることなく、その人自身をしっかりと見ていることだと思います。行政との距離も近く、初めての人でも親戚のように話してくれる人が多いです。そんないすみ市だからこそ、企業、行政間の連携がしやすく、少しずつこれから大人になる若者や移住者のサポートができる地域です。若者にはいすみ市の良いところを生かしながら、盛り上げて行って欲しいです。
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