加藤　務さん

コンピューターエンジニアとして長年勤務した後、自然農実践の為２０１５年にいすみ市に移住。現在は自然農の実践、若手就農者のサポート、「なんでもごじゃれ会」など万木地区で多彩な活動を行っています。

コンピューターエンジニアとして働いていましたが、体を壊したことをきっかけに、整体や自然農の勉強をするようになりました。
埼玉県大宮市で参加した「自然農の会」をきっかけに、２０１５年に自然農実践のためにいすみ市へ移住してきました。現在畑では大豆をメインに各種野菜を、田んぼでは古代米（赤米・黒米・緑米）を栽培しています。自然農法で収穫した大豆を使って年間１５０㎏ほど味噌の生産もしています。
作物の栽培だけでなく若手就農者のサポートもしてきました。現在は４軒の移住者に自然農法のサポートをしています。
また、１人暮らしの高齢者が元気に長生きできるように地元の人と一緒に「なんでもごじゃれ会」という団体を立ち上げました。
区民センターなどで健康体操、合唱、盆踊り、芋煮会、餅つき大会などのイベントを定期的に行っています。

また、「なんでもごじゃれ会」以外にも放置竹林を活用して大地再生に取り組む「竹炭研究会」や「食と農を考える会」といった団体に所属しています。
関心が似ている人と集まることで、新しい仲間や取り組みに出会えることも楽しみですね。

いすみ市に移住して良かったことは、人・自然・環境すべてが素晴らしいことです。
３つの町が合併してできたいすみ市は、様々な価値観を受け入れる土壌が整っています。チャレンジしたいことにアドバイスをくれたり、一緒に取り組んでくれる仲間が見つかるのは、とっても心強いもの。自分がこの土地で自然農法にチャレンジできたのは、いすみ市で恵まれたつなながりによるものも大きいと思っています。
やりたいことがあっても、それを実現できる環境はそう多くはありません。安心して行動できるいすみ市をこれからも受け継いでいきたいですね。もちろん自然農法に興味がある方は私がサポートします！

いすみ市は多様な人たちが共存しているのが魅力ですが、さらにそのネットワークを強める活動をしていきたいと思っています。
若い人、年配の人、地元の人、移住者など、いすみに住む様々な人が集える場所を作っていきたいですね。

広いお付き合いを積極的に進めることで、楽しい仲間作りができると思います。
自分で行動の制限をせず、思い切っていろんな場所に顔を出してみてください！

８時　農作業
９時　ごじゃれ会
１２時　昼食
１３時　就農者の自然農法サポート
１７時　犬の散歩
１８時　夕食